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さて、日本舞踊 銀河鉄道999を観👀

外道です。

今回は「日本舞踊 銀河鉄道999」を観に行きまして衝撃を受けたためご報告いたします。

本作「銀河鉄道999」は主人公の星野 鉄郎が機械の体を無料で手に入れることで「永遠の命を得る」という目的を果たすべく、宇宙空間を移動する謎の列車(最新鋭だが、なぜか外観は汽車)に乗って、謎の女性 メーテルと旅に出る。という内容で、冒頭からかなりサイバーパンクな世界観のSF漫画作品です。

機械と人間の争いを発端に差別問題、極端な階級社会、流行の病? 等の諸問題にテーマが置かれております。

こちらの画像に記載のある通り、原作者は松本 零士(まつもと れいじ) 氏です。言わずと知れた超ベテラン漫画家です。

Webサイト 松本 零士 零時社
https://leijisha.jp/



私は「銀河鉄道999」が、鉄郎が汽車に乗っていろんな星を訪問しながら旅をする話だというのはなんとなく知っておりましたが、原作を読んだこともアニメを通しで観たこともありませんでした。

今回、日本舞踊版を観て、機動戦士ガンダムのような対立構造とスターウォーズのような親子間の闘いがあるとは驚きました。

てっきり宇宙旅行漫画だとばかり思ってましたが、バトル物だったんですねこれ。

親を殺された主人公の復讐劇も兼ねているので私が大好きな「カムイの剣」(矢野 徹 作)を思い出しました。熱い!

しかも、原作漫画版、TVアニメ版、劇場アニメ版 3部作とでそれぞれ設定が異なるらしいじゃないですか!

TVアニメ版は、Importの韓国版のDVD ¥19,422
これで日本語音声視聴でなんとか。

うっ、113話まであるんか、長い!

TV Series – The Galaxy Express 999 Complete DVD-BOX (全113話,約2784分) (29DISC) (Import版) [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください, パソコン又はリージョンフリーのプレイヤーで再生する必要があります]

https://www.amazon.co.jp/TV-Express-Complete-%E5%85%A8113%E8%A9%B1%EF%BC%8C%E7%B4%842784%E5


まずは劇場版のDVDから視聴してみます。監督 りん・たろう 氏が「カムイの剣」の前にこちらの監督をされているようで非常に期待です。


さて、本題に入ります。

第5回日本舞踊 未来座 =才(SAI)= 日本舞踊『銀河鉄道999』
https://nihonbuyou.or.jp/performances/detail/416

『銀河鉄道999』が日本舞踊と融合。日本舞踊未来座=SAI=公演、間もなく開幕
https://www.excite.co.jp/news/article/Pia_202205240000/

カンフェティ – 時代を超えて愛される名作『銀河鉄道999』に日本舞踊で挑む 舞踊界の精鋭が集まり、日本舞踊の粋を集めた舞台がいま幕を開ける
https://magazine.confetti-web.com/traditional/16303/

2022年6月3日 (金) ~ 6月5日(日)までの公演でわずか 8回のみです。
残念ながらこの記事を執筆している本日で 千秋楽 となりました。

演者の皆さんお疲れさまでした!
(64人の舞踏家が登壇されたようです。)

せっかく稽古したのに8回のみ!
刹那な世界ですね。見逃した999ファンの方は残念でした!


日本舞踊なのでミュージカルとか舞台とは一味違います。

会話のやりとりはほぼ存在せず。
どうしても必要な場面では、演者とは別の方が声や語りを担当し、最小限になっています

とにかく踊り!踊りだけで表現するのです!
場面を表現するのに言葉はいらないのです、これが観ていておもしろい!

パントマイムと少し共通項がありますが、情報量はこちらの方が多めです。

やわらかい動きと機械的な動きの対比が印象的でした。
作中に何回かありましたが、多人数のチームがライトを手に持って宇宙に浮かぶ星を表現した踊りの場面は個人的にかなり楽しめました。


下記 3点は日本舞踊の強みのようです。

・和服(着物) を着た状態での動きの中に独特な美しさがある
・手だけなく扇子や刀などを踊りに使用する、全く違和感なし
・演者が回転したり、なんらかの体重移動をした際に、着物の袂
(たもと:そでの下の袋状の部位) が揺れて、この動きも有効演出になっている


鉄郎やキャプテンハーロックの武器といえば、
「戦士の銃(コスモドラグーン/Cosmo Dragoon)」ですが、本作では鉄郎は銃ではなくサーベルを譲り受ける仕様に脚本が変更となっております。和服に合うので仕方なし!

おっと、剣を持っていてもあくまでも「踊り」なので、殺陣をするわけではありません。

この公演は 日本舞踊 未来座 =SAI= にとって新しいチャレンジだそうです。

作者の松本 零士 氏ご本人はこの公演をどう思っているのでしょう。
パンフレットにコメントなどがなかったため、結構気になります。


宣伝用の動画がYoutubeにアップされていたため試しに見てください。私はたまに思い出したくなったら見たいです。

3分ダイジェスト映像とのこと


BGMのシンセサイザー音楽も良し!
作曲者は麻 吉文 氏だそうです。

ご本人のWebサイト
http://web-asa.com/top.html

麻吉文 – JCAA・日本作編曲家協会
http://www.jcaa1970.com/arrangers/konsakka55.htm

アルペジオメロディの神秘的な曲がかっこよく、かなり嫉妬しました。



余談ですが、日本舞踊版を観た後の作品そのものに対する感想です。

・体を機械にするのは一気に全身やるのではなく、時間をかけて部分的に少しずつが良いです。そしたら未改造の人とそんなに喧嘩にはならないはず。0か100かではなく、過渡状態を希望する方もいるのでは?なんとか共生希望。

・「自分の子や孫の出生をもって永遠の命とする。俺はそれを信じたい (やや端折り)」のようなラストシーンのキャプテンハーロックのセリフの解釈ですが、個人的にはやや納得いかないです。こういう良い事を言う人が平気で若い世代に自分のツケを回すんじゃないですかね。警戒しましょう。

劇場版2作目にも同じセリフが!これの 1:00辺りからです

我々のように「生きている時間が有限だからその間は頑張ろう」という立場ではこれはすごく良い話ではあるんですけど。やはり、継承には限界があります。

釈迦がわかりやすい例です。
仏教は分派と内輪揉めだらけじゃないですか。
お釈迦さんでさえうまく引継ぎができなかったのです。

結果的に良いか悪いかは別として、このような世の中になってしまった。それはいいですよ。

なので、それなら単一の意識内で子孫に迷惑をかけずに行う方式(機械の体で生きる選択肢)も今後あったら良いなと思います。機械の体で本人が飽きるか周りに迷惑がられるまでダラダラ頑張るスタイルです。

で、好きなやり方を任意に選択できると良いですね、喧嘩せずに。
攻殻機動隊とかはそこら辺自由があって良い感じです、あっちはあっちでカオスですけど。

どなたか、遠い未来になるとは思いますが体を機械化して睡眠などから解放されて、連続した意識で実証をお願いします。で、当サイトにご報告ください。



[さて、劇場版1作目を見て感想を箇条書き]

・最強のトチローの銃と帽子をなぜかいきなり序盤で入手する鉄郎

・妙に世間が狭い気がする。主要な登場人物が知り合いの知り合い、あるいは家族

・宇宙のどこにいるかわからない機械伯爵がちょうど次の駅に来るらしい。ちょうどたまたまなので仕方なく!

・お母さんは剥製にされて飾られ、ややショック!

・壮大な冒険をして、最後の星で「実はサンプルでした。部品になってもらいます」は結構おもしろいんじゃなかろうか。

・鉄郎:自分がお母さん殺されたのに、メーテルのお母さんをあっさり殺しやがったコイツ!なかなか外道!

・メーテルの身体は鉄郎のお母さんの若い頃のコピー?。若い頃の自分の母の幻影に恋して、成長と共に脱却する物語なのか、これは。
おもしろいので劇場版 2作目も観ます。

[さて、劇場版2作目 さよなら銀河鉄道999 ‐アンドロメダ終着駅 を見て感想を箇条書き]

・冒頭の銃撃戦、ガンダムと同じ効果音使用してる。ザクがやられた時の音もバッチリ

・赤い帽子のおっさん = 完全に作者、お説教役

・惑星大アンドロメダ快適で良さそうな。しかし、鉄郎があっさり星ごと破壊、前回もそうだがすぐに銃を乱射して野蛮過ぎではなかろうか。親や仲間を殺されたからって普通星ごと破壊するか?青春アニメだからセーフなのか? あと、機械側も前回やられたんだから少しは学習していただきたい。

・メーテルは回りくどい、もはや鉄郎をけしかけたり翻弄する悪女にしか思えない。裏でしきる嫌な主人公がこのメーテル。美人なら何をしてもよいのか?はっきり言って不快です。

・東海林修 氏の音楽は非常に素晴らしい。しかし、上記の理由により劇場版 3作目は観ない事にする。監督 りん・たろう氏と同じく、視聴者ながら銀河鉄道999と「さよなら」させていただきます。

・黒騎士 = 鉄郎の父 = もろダースベイダーでした、無駄死におつかれさまでした。

[漫画とは一体なんなのか]

いや~、改めて漫画って世の中を動かす力があるんですね。
観念の世界だからと甘く見ておりました。

漫画作品って今の世の中にかなり溢れかえっていて、すべて読むのが不可能な状態ですが、そもそも漫画の執筆ってそんなに魅力的なものなんでしょうか。

描いている人プロアマ問わずいるじゃないですか。
猫も杓子も漫画とまでは言いませんが、今や商品宣伝用の漫画広告もありますし。

しかし、漫画やるとしても私みたいなめんどくさがり屋は、まずは四コマ漫画からですね。一時期試したことありますが、でかい紙に描くのはしんどいです。

あと、話を思いついても、人物とか服とか背景とか草とか建物とか椅子とか影を書くの面倒くさいじゃないですか。背景は宇宙空間だけでいいんじゃないですかな。


創作物全般に対して「妄言で世の中を乱している」と怒る
異様に真面目な人もいると思いますが、そこは「フィクションですから」で問題なし。

仮にノンフィクションを扱ったとしても、そもそも感覚器官の精度からして我々には個体差がありますし、完全一致は起こり得ません。

また、創作者は全ての事象や運動を把握して再現することもできません。なんらかの物理的制約をいやおうなしに受けているのです。

これに関しては、開き直って「ノンフィクションと謳っていますが、実はフィクションです」で問題なしです。(いくら写真のようなリアルな絵を描いたってそれはフィクションです。)

よって、当サイト過去の記事で紹介した

「方丈記」
「伊豆の踊子」
「ニコラ・テスラ コロラドスプリングスノート」
「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」

全て創作物というわけですね。ヨカッタヨカッタ!

前回の記事でディープな気分でしたが、気が楽になりました。
(自分で勝手に記事取り上げておいてひとまず自分で解決です。)

以上