興味本位で「GEOメーカーVer.1.02」と「GEO道(ジオロード)」を覗き見👀

外道です。唐突ですが、

1999年に月刊パソコン雑誌 TECH Winにて爆裂工房という団体により連載されておりましたアクションロールプレイングゲーム
“GEO ~the Iron Age~ 鉄の時代 をご存じでしょうか。

知る人ぞ知る見下ろし型ARPGになります。

非常に高い評価を得たこのゲームは連載終了後に「完全版」として爆裂工房(製作)、Tech win(協力)のもと、1999年11月26日株式会社アスキーよりCD-ROM付きのムックで発売されました。

このゲームには独特の魅力があります。
ただし、Windows 7以下でないと起動は厳しいです。

当時のインタビュー記事を読むと連載でゲームを作るのは相当キツかったようです。お身体お大事にお願いします。

完全版のタイトル画面

で、このゲームと同じようなゲーム作品を生成することができるツールがありまして、今回記事執筆です。

テックウィン2000年5月号に収録された『GEOメーカー』です。

このツールは、その翌月のテックウィン2000年6月号に『GEOメーカー Ver 1.02』として掲載されると同時に、爆裂工房のページで配布がされました。

筆者はWeb Archiveを探りましたが、消失しておりました。
全く残っておりませんでした。

後生ですから、GEO好きの方は触っておいた方が良いです。
ここに置いておきます

現在のPCではかなりの超高速で起動するため、
このスクショを撮るのは大変でした。

なんとこのツール Windows 10で起動しました。

このまま正常にゲーム製作が可能かは不明ですが、筆者は武器の画像や各パラメータなどを拝むことが出来ただけで少し感動しました。(ゲーム制作はしんどそうなのでやりたくありません)

仕様上、「GEO ~the Iron age~ 鉄の時代」と同等にとまではいきませんが、ゲーム制作に興味のある方はプログラミングよりまずはこういうのからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。自慢の作品が出来たら当サイトまでお知らせ下さい。

大先輩から何かを得ることが出来るかもしれませんよ。(それ以前に地道な作業に耐えられるでしょうか)

スプライトエディタ内で取り扱われる敵キャラの画像素材です。
こういうのをあらかじめ用意しておいて、部分的に呼び出しているんですね。
防具の画像です。右側が動かす用です。
頭 + 胴体 + 両肩がキャラなんですね。
GEOに出てくるアイテムを拝むことが出来ます。
こんな装備もあるとは知りませんでした。

おっと、毎度おなじみですが
別途 d3drm.dllをゲームフォルダ内に入れないと起動しません。

[動作環境]
CPU  133メガヘルツ以上のPentium
メモリー 32メガバイト以上
ディスプレー 800×600以上(ハイカラー以上)
DirectX  DirectX7以上

このツールは「マップエディタ」を中心とした 7つのエディタから構成されております。(ヘルプファイルから概要説明を転記しました。)


マップエディタ
マップを描くエディターです。ほかのツールを統合する役割も持っています。マップは、平面エリアをマップチップによって、立体的な壁を3Dポリゴンによって描きます。イベントやキャラクターの配置もマップエディターで行ないます。

ユニットエディタ、プレーヤーエディタ
プレーヤーやモンスターの容姿と動きを設定するエディターです。

スクリプトエディタ
スクリプトと呼ばれる簡易言語を使って、イベントを作成するエディターです。

アイテムエディタ
アイテムのグラフィックや能力値、特性などを設定するエディターです。

テロップエディタ
おもに、オープニングやエンディングなどのイベントを作成するエディターです。

スプライトエディタ
ゲーム中に登場するキャラクターやモンスター、アイテムは、すべて平面ポリゴンで構成されており、この平面ポリゴンにグラフィックを貼り付けるエディターがスプライトエディターです。

プロジェクトエディター
制作しているゲームの名前、別ゲームとのセーブデータ互換性、ゲーム開始位置の設定などを行ないます。

<Ver.1.0 → Ver.1.02の変更点> txtファイルより
——————————————————————————-
●追加
・サンプルゲーム『復讐の剣闘士』を収録。
・サンプルゲーム『魔漁伝説』を収録。

●バグ修正
・武器を両手持ちにすると、キャラクターグラフィックがバケる。

・プレビュー途中でタイトルに戻ると直前のBGMが演奏される。

・右方向へ歩かせるイベントスクリプトはエラーが出る。

・プレーヤースクリプトに”プレーヤーを対象にする”と書いても無視される。

・死亡直後、確実に死亡後スクリプトが実行されない。

・人間タイプ以外のフレームをプレーヤーにあてると、表示がおかしい。

・対象を歩かせるスクリプトの挙動が(非常に低確率だが)おかしくなる。

・起動オプションの設定が毎回初期化されてしまう。

・敵キャラクターの攻撃時や防御時に出るエフェクト表示がおかしい。

・プレーヤーキャラクターにため歩きさせると、小移動ができない。

・敵キャラクターは弓矢を撃てない。

・人間タイプ以外のフレームをプレーヤーにあてると、ステップをしたときに止まる。

・ゲームからタイトルに戻り、再び開始すると”揺らす”などのエフェクトが残る。

・コードプロパティーでの変更が、コードリストに即座には反映されない。

・スクリプトをまとめて削除した後、カーソルが消える、または表示がおかしくなる。

・角度指定コードから別の角度指定コードに移ると、角度情報が更新されない。

・プレビュー開始座標指定時にスクロールさせると、キャンセルされる。

・スクリプトファイルネームの頭文字を数字にすると、イベントとして選択できない。

・全体図に、サブエリア詳細で設定された色が反映されない。

・プロジェクトを新規作成すると、マップ、イベント一覧などが初期化されない。

・透明キャラクターを使うとき、画像がないとエラーが出る。カーソル表示も砂時計のま
ま。

●改良
・ヘルプをHTMLヘルプにした。

・称号を設定した場合は、自動称号を割りあてないようにした。

・コードリストの挙動を、高速かつ安定させた。

・スペースキーでコメント、リターンキーで大コメントを挿入できるようにした。

・アンドゥー機能を追加。各スクリプトファイル独立で、10回ずつアンドゥー可能。

・インデントごとに薄い縦線を描き、因果関係をわかりやすくした。

・指定画像が適切な場所にないとき、その旨を通知し、適切な場所にコピーするようにし
た。

・他ツールのランチャーボタンを追加した。

・カベ作成時でも、カーソル座標を表示するようにした。

・マップデータを保存しなくても、プレビューができるようにした。

・セーブ進行状況のダイアログが表示されるようにした。

・イベント右クリックメニューに、”IDを付けなおす”を追加した。

・BGMファイル名を、リストから指定できるようにした。

・テクスチャー指定時、2のn乗の正方形じゃない場合警告し、却下するようにした。

・存在しないバンク名のパターンセットを選択すると、エラーが出るようにした。

・2のn乗四方ではないテクスチャーをロードするとエラーが出るようにした。
——————————————————————————-

RPGメーカーと似たようなことが出来ますが、アクション寄りなので違ったアプローチがされています。もちろん、自分で用意した音楽や画像をゲームに組み込む事も可能です。

2000~2003年頃
当時、GEO好きのいろんな方が自分の作品を公開しておりました。
今プレイしてもそれそれの作品に個性があって強烈だと思います。

知る限りですが、下記に列挙しておきます。
(紹介文は準備中です。)

別途 d3drm.dllをゲームフォルダ内に入れてプレイしてみてください。
Windows 7までなら動きます。
ちなみに GEOメーカー作品の解像度は 640×480です。


Divine Strategy
吉覇魔 氏

Summoned Redeemer Ver.1.0 (筆者未入手)
吉覇魔 氏


Prison~閉ざされた世界~ Ver1.50
日の鳥老師 氏


Prison~忘却の悪夢~Ver1.0
日の鳥老師 氏
『~閉ざされた世界~』の過去にあたるストーリー。

Dark and Die Ver 1.3
鋼鉄土佐人 氏
2000~2002年にかけて作られた記念すべき 1作品目だそうです。
当時のゲームDLページ にファイルは残っておりませんでした。

Blue Armor Ver:1.1
鋼鉄土佐人 氏
その後、Ver 1.2に修正されたようですが、差分ファイル未入手

任意ARPG(仮)体験版
える 氏
2002年頃に制作されたゲームです。
本作なんと、Web archiveに残っております。(2.5MB)


RO -プロ北-
える 氏
「Ragnarok Offlineっぽいもの -北の森の悪魔-」が正式名称、ラグナロクオンラインというゲームにインスパイアされた作品だそうです。

あ、この記事によると Sekkensui 氏 = える氏 のようです、感動。
http://geolink.blog52.fc2.com/blog-entry-8.html




[おまけ]
テックウィンの「GEO道 (ジオロード)」という特集記事に掲載された渋い壁紙です。(原 氏に怒られたらいつでも消します。)

GEO道 (ジオロード) 2000年2月掲載壁紙
GEO道 (ジオロード) 2000年3月掲載壁紙
GEO道 (ジオロード) 2000年4月掲載壁紙
GEO道 (ジオロード) 2000年6月掲載壁紙
GEO道 (ジオロード) 2000年7月掲載壁紙


[BGMの曲名について]
「GEO ~the Iron age~ 鉄の時代」のBGMの曲名は謎でしたが、
GEO道 (ジオロード)内の「ジュークボックス」で公開されておりました。

記載しておきますので、これを機に好きな曲の曲名をチェックしてみてください。

Windows 10で起動しました。嬉しいです!

2000年2月
・Geostoria(オープニングデモ)
・Abralious(シナリオ1 大ボス)
・The Will of the Earth(シナリオ7 大ボス)
・The Innocents(アーゴットの町)
・Frozen Air(シナリオ6 氷面フィールド)

2000年3月
・Dance with Arms(闘技場通常戦闘曲)
・The Huge One(シナリオ6 大ボス)
・Blazing Beast(中ボス)
・Fear Approaching(各シナリオ ダンジョン)
・The Fanatic Queen(シナリオ2 大ボス)

2000年4月
・Gate to Nameless Continent(ユーティリティ画面)
・Evil Requiem(断罪の塔 [エピソード3] )
・Run from Fear(大地の剣 [エピソード4] )
・Hawl from Deep(封印の魔獣 [エピソード8] )
・the Fatal Duel -Theme of War Master-(戦士たちの闘技場 [エピソード5] )

2000年6月
・King of Destoyer(破壊王の城 ボス曲)
・Seven Cardinal Sins(破壊王の城 フィールド曲)
・The Abyssal Lord(最終ボス 奈落の王)
・Epilougue -Peace Stands on Scrifice-(エンディング)

2000年7月
掲載なし

以上

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