ペットの里親募集をうっかり見てしまい悶絶!

ちわ、金輪際ペットが飼えそうにない筆者です。

理由はタイトルの通りです。Googleのおすすめで出てきたものを閲覧してしまったのがきっかけです。


ペットのおうち ペットの里親募集情報
https://www.pet-home.jp/

というWebサイトをちょっと覗いてみただけですが、かなり情報量が多いです。ペットの安全を第一に運営されている素晴らしいサイトです。


しかしながら、

・現在の飼い主さんの様々な事情(健康、経済、引越し等の理由が多い)
・その上でなかなか里親が見つからない等のお悩み

・譲渡成立後に「記載された募集内容と違う」とご立腹の里親
・「ノークレームノーリターンだ」と怒る飼い主

・一方、このようなサイトを利用してちゃっかり無料で商品を仕入れようとする業者らしき人物

・やむを得ず飼えなくなってしまったペットではなく、故意に繁殖を繰り返し譲渡する飼い主

・禁止されているにもかかわらず譲渡費用を請求する飼い主(売るのと同じことになります)


このように胸がキリキリするような内容満載です。

中には私以上に外道な方もいらっしゃいます。
強すぎて全く勝てる気がしません。

このサイト「ペットのおうち」で譲渡を行うには「譲渡誓約書」の取り交わしが義務づけられております。このサイトを利用しなくても、ペットを飼おうかなと考えてる方は一度目を通してみてください。

ペットのおうちの譲渡誓約書

「家族全員の同意があるか」とかペットを飼うときにあまり気にしてない方結構いるんじゃないですか?

コロナウイルス蔓延による自粛でペットブームだそうですが、「やっぱ飼えない」みたいな事例も多発しております。暇つぶしのおもちゃ扱いの意識では困ります。

対象は生き物です、生きていて当たり前ではありません。
楽器の譲渡などとは違い、大きな責任が伴うのです。

まず、飼い主の自分が10年、20年後無事に生存しているかが第一関門です。事故、病気だけでなく天変地異 等の外乱もあります。


今回、筆者は自分が比較的感情移入しやすいインコの掲載記事を見てみました。今回はインコ記事ではありませんが、当方インコ好きなのでご容赦ください。(当然ながらフクロウやヨウム等の人気がある鳥は直ぐに里親が決まってしまいます。)

結構来るものがありましたので3つ紹介し、筆者のコメントを緑の太字で記載しました。

事例1
ウロコインコ:ノーマル

[募集経緯]
約3年半前にブリーダーさんからお迎えしましたが、家庭の逼迫した事情にて飼育が困難な状況になってしまいました。親族・知人などにも相談しましたがやはり飼育不可との事で里親募集させていただく運びとなりました。大切に育ててくださる方にお迎えして頂きたいと思います。

[性格・特徴]
神経質で寂しがりや、甘えん坊です。
背中を差し出してきた時に手を添えるところりと転がって手に乗って甘えてきます。臆病な面があり強く噛んでしまう事があります。

[その他・備考]
※お引き取りの際は、私の自宅近辺までお越し頂きますよう、宜しくお願い致します。

※難しい性格の男の子のため、愛情を持って真摯に育ててくださる方にお譲りしたいです。やりとりをさせていただく中で不適切とこちらが判断した場合はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承下さいませ。

◉いただいた募集への決定返答はしっかりと内容の吟味を重ねた上でお譲り先を決定させて頂きます。

本来最期を看取る責任がある私自身がこのような里親募集をかける状況に陥ってしまい申し訳ございません。

気難しい子ではございますが、そろそろと寄り掛かり甘える様子はとても愛しいです。けれど気難しさ故にお迎えされたご家族に「やっぱりうちで飼育するのは難しい」と思われてしまうのはとてもつらいです。老衰するその最期の日まで看取ってくださる方にこの子の命を預かって頂きたいです。

ご応募された方々には
“この子で本当に良いのか”という事を
何度も確認させて頂きます。

よろしくお願い致します。

→自分は生涯面倒を見切れないけど、次の里親にはちゃんと生涯面倒を見るようにと妙な要求をする飼い主。
飼い主を信頼しきっているインコの無邪気な写真を見ると胸が苦しくなってきます。




事例2
ズグロシロハラインコ XXちゃん

[募集経緯]
たくさんの動物達と暮らしています。
その中でもキバタンとヨウム 、シロハラインコが特に甘えん坊で常にかまってあげないとストレスになるようです。

今回のシロハラさんは他の鳥さん達にヤキモチを焼いたりして、放鳥時にイタズラしたり、攻撃的になったりして、ちょっと問題児です。

シロハラさんの行動に、繊細なオカメインコさん達がいつもパニックになってしまって悲しい状況です。
たくさんの鳥さん達と仲良くするのは難しいようなので、シロハラさんと毎日遊んであげられる方、デリケートな動物を飼ってない方にお譲りできたらと思いました。


[性格・特徴]
性別は不明にしましたが、よくおしゃべりを
真似るので勝手にオスだと思っています。
人間にはとても慣れていて、コロコロ転がったり
顔のそばまで来て甘えたりします。
少し甘噛みする時もありますが、ゆっくりとした動作で触ればされるがままになります。
急に大きな声で鳴いたり、『こんにちは』を連発したりと賑やかなので集合住宅は厳しいかもしれません。

[その他・備考]
鳥さんはとてもデリケートで少しの事ですぐ命を落としたりしますので、きちんと知識のある方、鳥さんを飼っている、若しくは飼ったことがある方、
寿命が20〜25年といわれていますので、60歳までの方、一軒家にお住まいの方、犬猫を飼っていない方などに限定して募集します。

名前は『XX』ですが、お好きな名前に変えて頂いて構いません。


→完全に舐めてます。このインコは何も悪くないです。
そもそも多頭飼いってエゴですよね。
「問題児はあんただろ!」と言いたいところです。が、とりあえず次の飼い主さんが見つかったようで良かったです。



事例3
ウロコインコ:パイナップル


[募集経緯]
※非常に多くの方から里親さんのご応募を受けております。全ての方のご意志の確認をしたいのですが1人で対応できる人数を大幅に超過した為、ウロコインコ:パイナップル♂の里親募集につきましてはx/xx,yy:yy以降のご応募はお断りさせて頂きます。ご厚意を押し返してしまう形になり大変申し訳ありませんがご了承くださいますようお願い致します。※

約1年半前にブリーダーさんからお迎えしましたが、家庭の逼迫した事情にて飼育が困難な状況になってしまいました。親戚に相談しましたが飼育不可との事で里親募集させていただく運びとなりました。大切に育ててくださる方にお迎えして頂きたいと思います。

※上記訂正箇所有り
過去に里親さん募集をかけていました3歳のウロコインコの情報をコピーし貼付していた為、訂正せず誤って3年程前という記載をしてしまいました。ご指摘をいただき訂正致しております。混乱を招き大変申し訳ありません。

誤:3年程前
正:1年半前

[性格・特徴]
初めてお会いした方にはきっと緊張をしてしまうかもしれませんが、とてもマイペースで何でも興味を示しやすい陽気な子です。お迎えされたご家族に「やっぱりうちで飼育するのは難しい」と思われてしまうのはとてもつらいです。老衰するその最期の日まで看取ってくださる方にこの子の命を預かって頂きたいです。
よろしくお願い致します。 

追記:右足の親指にあたる指が生まれながら無い状態ですが生まれてからずっと病気をすることもなく健康です。

ごはんにはペレットをあげております。
クチバシにいっぱい頬張って水入れまで運び、お水ですこしふやかして食べるのが好きです。

※かなりマイペースな奔放な男の子です。愛情を持って真摯に育ててくださる方にお譲りしたいです。やりとりをさせていただく中で不適切とこちらが判断した場合はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承下さいませ。

健康状態飼い主の勤務時間が不安定な為放鳥時間に満足させてあげられない為羽を少し齧ってしまっております。

追記:生まれながらの奇形で右足側の指が一本ありません。
普段の生活に支障や問題はなく元気に過ごしております。

事例1と同じ方です。
2か月後の掲載がこれです。
しかも掲載情報の一部をコピペミスするような有様です。気持ちが入ってないですね!

事例1と同じタイミングで掲載しなかった理由が気になるところですがもはやどうでもいいです。

「クチバシにいっぱい頬張って」のあたり結構来るものがあります、やめてくれ

次の里親が決まってよかったです。
とりあえずこのインコにも幸せになってもらいたいです。


さて、鳥だからまだこんな感じで収まっていますが、「犬」「猫」で検索するともっとハードな内容の掲載があります。

中には殺処分のタイムリミットが付いたものもあります。
恐ろし!

博愛主義の方には耐えがたいものと思われますが、かわいそうだと言ってうっかり全部引き取らないようご注意ください。破滅してしまいます。


いかがです?これでもペット飼いますか?

えっ、むしろ楽しいから覚悟を持って絶対飼いますか?

よくぞ言った!
今回は私の負けだ、ここは退いてやる。
だが次はこうはいかんぞ!


ここで事例の紹介ですが、
漫画家 さくらももこ 氏はうっかり大きめのインコを衝動買いし、
わずか 3年でお知り合いに譲渡されております。(雑誌 富士山より)

理由は「鳴き声がギャーギャーうるさい」とのことです。
結果、後から飼い始めた犬の方を優先されております。ひでえ!

こういうことは飼う前に確認しないといけません。
皆さん気を付けましょう。



さて、ここまで書いておいてなんですが、
筆者は鶏肉を引き続きありがたくおいしく食べます。
むしゃむしゃ (これは別問題なのでセーフです)

おっと、そこのあなた!
食い気先行で、烏骨鶏やら名古屋コーチンやらニワトリやらを引き取る気ですね?

コラコラ、「絶対に食べないでください」と募集要項に記載がありますよ!

と、言いつつ写真を見るとなぜかが出てきてしまう筆者です。
全然ダメですな。







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“ペットの里親募集をうっかり見てしまい悶絶!” への 2 件のフィードバック

    1. 有事の際でも周りの人や自分の命より、ペットの命を第一に考えられる人間、
      あるいは傍若無人で後先を考えないような図太い人間なら里親になれます。どちらかを目指して頑張ってください。

      いいね

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