行き詰まった時はブレードランナーを観るべし!


外道です。

筆者はこの映画が一番好きでして、視聴する度に「強力わかもと」飲みまくりです。これはファンですから仕方ありません。ブレードランナーファンは肝臓に負担をかけない程度に飲みましょう。

わかもと製薬株式会社 – 強力わかもと
https://www.wakamoto-pharm.co.jp/health_si/labo/index.html



この映画「Blade Runner」の舞台は 2019年の近未来? です。(1982年当時から見て近未来)
タイレルという大企業が強大な権力を持ち、世の中を支配しています。

「地球外の植民地では新しい人生があなたを待っています。機会均等の国でやり直すチャンスです」のような広告が飛行船から流されていますが、実際は過酷な環境で奴隷としてこき使われる感じです。

ここでは人間だけでなく、レプリカントを採掘用やら軍事用やら兵士の慰安用として投入し働かせているのですが、造反して地球に逃げるおりこう? なレプリカントが出現し問題になっております。

これを探して狩らなければいけないのがブレードランナーです。
主人公のデッカードは元 ブレードランナーなのですが、半強制的に仕事を請ける羽目になります。

「レプリカント」とは人間の複製=レプリカを意味する造語で、アンドロイドを言い換えた物だと思ってください。見た目では人間との区別はつきません。レプリカントには感情はありますが、人権はない状態です。これは大問題です、未来で似たような事が起きる事間違いなし!

実際の2019年には若干ガッカリしていますが、映画の中は退廃ムード全開です。そこらへんゴミだらけですし大気汚染と酸性雨がすごいようです。

現実の方が今のところ少しマシな感じです。筆者は一応、未来への期待を持って生きております。一応です。




さて、いきなりですが、冒頭での主人公デッカードと日本料理屋台のオヤジとのやりとりについてです。「2つで充分ですよ」というストーリーに重要性が無いけど有名なシーンです。

うどん以外の何かを2つ頼むこのシーン。これが何なのかファン同士で長年に渡り様々な議論がされてきましたが、あれは「うどんと丼物のセット」を注文しているのです。


オリジナル劇場版には映らないですが、丼には黒い子魚が2つ乗っています。これ、ワークプリント版でばっちり映ってます!あまり美味しそうには見えません。自然な魚は高価でしょうから、人工魚でしょうね。

2つでは足りないから、2つ注文して魚が4つになるということです。デッカードはすごーくおなかが減っていたんですね。

この映画なぜか知りませんが 5バージョンあるんですよ。(マイナーチェンジ版も合わせると7バージョンあるといわれてます。)

・公開前に観客の反応を見るための ワークプリント版
・オリジナル劇場公開版
・国外用のインターナショナル劇場公開版
・1992年のディレクターズ・カット版
・2007年のファイナル・カット版

アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み)
をAmazonで買えばセーフです。

レオンの部屋で蛇の鱗を拾ったあたりから非常に熱いです。
ハンフリー・ボガートが出ていたハードボイルドな探偵物の白黒映画のような展開でハラハラします。



レプリカントのロイとデッカードの決闘シーンの緊張感も良し!



また、ディレクターズ・カット版とファイナル・カット版にはデッカード自身がレプリカントか人間なのかをあやふやにするような演出が入ってます。

ユニコーンの夢が物語の鍵をにぎっているのでしょうか、これはこれで良し。

オリジナル劇場版こそが至高であるとややご立腹の方も居ります。
各バージョン見比べてご判断ください。

おっと、本作でガフ(折り紙が得意な口髭の男) を演じるエドワード・ジェームズ・オルモス氏は後に「特捜刑事マイアミバイス」でマーティン・キャステロ警部を演じております。



あとは、シンセサイザー奏者のヴァンゲリス氏のBGMです。

ここでうっかりテーマソングを貼りがちですが、筆者は敢えてお気に入り 3つを貼っておきます。

曲の良さに嫉妬してます!
好きすぎてバージョン違いのCD買いがちです。

海外旅行をするときは飛行機の中で必ず聞くことにしています。
飛行機怖いので、後生だから聞かせろ!みたいな。

Blush Response
Rachel’s Song
Memories of Green



う、ブレードランナー2049?

あれは「元 刑事のデッカードさん、あの人は今!?」みたいな同窓会的な番組だと思えばセーフです。長いのでご注意ください。

前半が眠すぎます。

退屈なのに加えて、シンセサイザー奏者 ハンス・ジマー氏のふわふわBGMが気持ちよくて毎回同じシーンで寝てしまいます。

そしてあまり出てくる意味がない前作主人公 デッカード
元気で良かったね、それだけです。


その後の女性レプリカント「ラヴ」によるマトリックスのようなペチペチ蹴りアクションに注目。最近の映画こういう戦闘描写多すぎます。

すみません、映画見てるんでペチペチカンフーごっこやめてもらっていいですかね?

最後の見どころは、登場して数十秒後に射殺される偽レイチェル。
いや、それ視聴者の私でも偽物ってすぐわかりますんで!


以上

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