外道です。
今回は筆者好みのバンドネオン奏者を紹介します。
ルイス・ディ・マッテオ(Luis Di Matteo)氏です。
1934年5月10日、ウルグアイ モンテビデオ生まれ。
幼少より父親からバンドネオン演奏の指導を受け、故郷ウルグアイのモンテビデオにある音楽院を卒業。
1950年代後半にバンドネオン演奏研究のためブエノスアイレスへ、ここで初めてアストル・ピアソラに出会う。
1962年 ピアノのEduardo de la Puente、コントラバスのNéstor Cascoらと最初のアンサンブルを結成、活動を開始。
1980年 ヨーロッパで初公演を行う。
1983年から1986年の間、ドイツ デトモルト音楽大学に協力。
1987年 スウェーデンの映画「BlackDawn 」「Los Dueños del Silencio」の作曲を担当。
1990-91年 ロシアのウリヤノフスク(Ulyanovsk)でウリヤノフスク国立交響楽団の室内ソリストと彼の自作曲を録音。
タンゴを主とする伝統的な南米の音楽とクラシック音楽を専門とするバンドネオン奏者とみて間違いないですが、そんな単純な話ではありません。
この方は「バンドネオンがアルゼンチンタンゴの演奏にのみ適している」という一般的な見解に反論し、バンドネオンをこのような呪縛から解放したうちの一人です。
よって、注目すべきは自作曲のソロ演奏です。
筆者はこの ルイス氏の自作曲群を推したいです。
素晴らしい演奏をされる方にもかかわらず、知名度はほぼ無です。
おすすめ動画貼りまくります。
おすすめアルバム

デジタル (Amazon Music)
Iceberg
CD (ラティーナ)
LUIS DI MATTEO ICEBERG ルイス・ディ・マッテオ アイスバーグ
以上