外道です。
邦画は画面が暗い、
声が小さくてボソボソ何言ってるかよくわからない、
かと思ったら急に大声を出したり、でかい音のBGMが鳴ったりして
腹が立つからあまり興味ないよという方、結構いるかと思います。
確かに、邦画はそういう傾向ありますね。
眠くなってしまう作品結構多いです。黒澤明 監督の「蜘蛛巣城」あたりおすすめです、良く寝れますよ。
上記の理由で邦画を見ないのは損してます。
これらの特性、狙っているかどうか知りませんが実は、
和製のホラー映画にピッタリなんです!
その筆頭が「残穢(ざんえ) -住んではいけない部屋-」です。
小野 不由美の原作小説を中村 義洋監督が竹内 結子主演で映画化した作品です。
個人的には邦画史上最高峰のホラー映画「スウィートホーム」以来の衝撃作です。当サイト「スウィートホーム」記事はこちら

残穢[ざんえ]―住んではいけない部屋― [DVD]
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とりあえず、持っておいて損はないですからAmazon購入しましょう。
サブスクで見る?
駄目だ駄目だ、全くなっとらん!
ディスクを所持して何度も繰り返し見てうなされたり呪われたりしてなんぼでしょう。
若干ネタバレしますと、
小説家である、主人公の「私」が読者の体験談をもとにホラー作品を執筆する過程で、手紙を受け取るところから話がスタートします。
ま、とりあえず予告編をご確認ください。
初めはヒヤリ・ハット情報の収集をしていくような感じなのですが、情報を集めていくに従い不気味な背景が見えてきます。
主人公自ら「その話どうもひっかかるな」と現地調査に乗り出すわけですが、これが巻き込まれ事故につながります。
なんでホラー映画の幽霊って他の人巻き込もうとしますかね。
いい加減にしていただきたいです。
この映画見て「怖ーい」とか言いつつ、
翌日には焼肉ライスバーガー食べます、むしゃむしゃ!
筆者は「やばそうなところで調査やめとけよ、バカ」って思うのですが、この映画ではリスク管理とかいう概念は全くないです。
なんと、いかにも不吉そうな家屋に通常装備でずかずかと足を踏み入れてしまいます。
で、結果は案の定という感じでした。
原因を深堀りするのは良いことです。
しかし何人も死んでるんだから、もうちょっと事故防止に努めましょうよ、ねえ!いい大人なんだからさあ!
って考えるとあまり怖くなかったりします、この映画。
あと、「スウィートホーム」の田口君はもっと展開が早かったです。
この映画の凄いところはそこに至るプロセスが長いものの、全く退屈しないところです。
ワクワクする人多いんじゃないでしょうか。
ちなみに原作小説もかなり不気味らしいですけど、まだ読んでいないのですみません。
あと、関連商品で「鬼談百景」という
怖い短編 10話を集めた形式の映画DVDもあります。
怪談新耳袋的なアプローチですね。
残穢(ざんえ)ファンは購入しましょう。ショートコント集のようなものです。

残穢(ざんえ)の原作者 小野不由美 氏、
残穢(ざんえ)の監督 中村義洋 氏、
竹内 結子 氏のナレーションも健在です。
各話冒頭で「・ ・ ・ こんな手紙が届いた」というナレーションから話が始まります。他人事ぽくしてますがアンタの創作だろうが!
オチがうやむやな状態でトラブルの原因を確認せずに
「・ ・ ・ こんな手紙が届いた」と次の話に移るのでイライラします。
ややムカついてきたので私の感想を述べていきます。
学校物と首吊り率が高いです。とにかく命が軽めです。
1話目:追い越し
そもそも脇見運転するな!お化け側も初めから浮いて移動するようにお願いします。
2話目:影男
締め技対策に総合格闘技を習うことをおススメします!
3 話目:尾けてくる
人任せにしないでちゃんと自分で確認しよう。死因 首吊り
4 話目:一緒に見ていた
とくにオチ無し、死因 首吊り(2)
5 話目:赤い女
話を聞いた全員をしとめる労力がしんどそう。ま、頑張ってください。
6 話目:空きチャンネル
DVD視聴中にラジオ音がうるさいです、注意。死因 首吊り(3)
7 話目:どこの子
車に乗っててお化けにびびってはいけません。ちゃんとお化けを確認しよう。
8 話目:続きをしよう
怪我しまくりです。後半うれしそうです。完全にギャグ作品です。
9 話目:どろぼう
視聴途中で寝てしまいました。あと、死体遺棄は犯罪です。
10話目:密閉
嘘くささが凄い!クローゼット関係ないし。
以上