ブレーモノッ!ブレーモノッ!

外道です。
和風の雰囲気のDiabloっぽいゲームがあったなあと思い出しました、Throne of Darkness(スローン・オブ・ダークネス)です。


4gamer.netの記事(2007年)
https://www.4gamer.net/previews/pre_tod.html

2001年にSierra On-Lineによってリリースされた、日本をテーマにしたアクションロールプレイングゲームです。

Amazonのリンク貼っておきます。
ゲーム内メッセージの日本語化はございませんので、どれ買っても同じです。

THRONE OF DARKNESS ~スローン・オブ・ダークネス~


Throne of Darkness (輸入版)


英語での記載ではありますが、攻略本も売ってたりします。
アイテム合成に必要な情報がありますので是非!
Throne of Darkness: Prima’s Official Strategy Guide (Prima’s Official Strategy Guides)




Throne of Darkness Patch v1.2.18
https://www.fileplanet.com/archive/p-65653/Throne-of-Darkness-Patch-v1-2-18
不具合修正などがあるので適用しましょう。ダウンロードして実行するだけです。

THRONE OF DARKNESS V1.2.18 ENG
https://megagames.com/fixes/throne-darkness-1?noradio=1
これは、noCD exeです。これがないとパッケージ版はWindows 10で動きません。



当サイト記事
ねぇ…..ディアブロしよっ! でDiabloを紹介しましたが、

このThrone of Darknessの開発者の多くがDiabloの開発スタッフだったりします。

実は筆者、このゲームがDiablo以上に好きです。

雰囲気が良いんですよ。日本の神話と歴史がごった煮になった世界観で登場人物の時間軸もめちゃくちゃですが全然OKです。むしろそこがおもしろい!

こういうので「文化の認識が間違ってる」とか「差別だ」「偏見だ」と騒ぐ者が居りますが、事実とフィクションを混同する残念な方ですから放っておきましょう。

セリフの音声は若干カタコトな英語ですが、日本の雰囲気を出すためにわざとそのようにしていると思われます。(筆者は海外に行ったらおそらくこれより発音酷いですから問題なしです。)

各所に日本への愛が感じられるゲームです。しかも、2Dのドット絵ですから、パソコンにハイスペックは求められておりません。

こういうのでいいんですよ、こういうので!

おっ、GOGでダウンロード販売もされておりますね。
https://www.gog.com/game/throne_of_darkness
しかも安い!

一方このような、文化遺産を保存するすてきなサイトにもありますが、入手は自己責任でお願いします。

https://archive.org/details/Games_Machine_Throne_of_Darkness_2002

https://archive.org/details/cdrom-gamesmachinecd-volume-ThroneofDarkness

Throne of Darkness Prima Official eGuide
https://archive.org/details/Throne_of_Darkness_Prima_Official_eGuide

あ、なんと公式攻略本までアーカイブされております、もちろん英語です。内容充実しておりますが、たったの 4.2MB。(筆者は既にAmazonで購入済です。)

メインメニューです。マルチプレイヤーモードやってる人がいるかは不明。なんせ、2001年のゲームなので。

ガチ勢の実況プレイ動画(ドイツの方のようです)

ゲームの舞台は大和(Yamato)の国です。

プレーヤーは7人の侍を最大 4人呼び出して、うじゃうじゃ押し寄せる敵キャラ(死んだ武者、河童、天狗、鬼などの魑魅魍魎)に暴行を加えつつ、金品や装備品を奪いながらレアアイテムを集めてパーティを強化していきます。

で、悪魔に乗っ取られた 吉良綱吉(Kira Tsunayoshi)を討伐しよう。というものです。

ちなみに4人のうち、1人を操作可能、残り3人はオートで行動します。フォーメーションの指示をしないと、味方が勝手に敵の大群に突っ込んでいってすぐにやられてしてしまいます。

あと、動く敵にマウスカーソルを合わせてクリックするのは慣れないと難しいです。

Debu属の敵の中に Kitano-umi(北の湖)、Mushasi-maru(武蔵丸)がいるのは良いのかな? これは。(見なかったことにします)

ちなみにこれが装備の画面です。

装備品の右上に能面があります。
これを装備することで敵の魔法攻撃(火、水、土、雷)への耐性を得られます。


京都 イノウエコーポレーション
能面ホームページ
https://nohmask21.com/index_j.html

とか、まじまじと見ちゃったりして能には興味が及んでおりませんが、能面 1枚 カートに入れようか悩み中です。

部屋に飾るなら

黒式尉(こくしきじょう)
鍾馗(しょうき)
泥眼(でいん)
顰-3(しかみ3)

あたりがいいなぁ!



[装備品]
武器:剣、ポールアーム(長柄武器)、弓、投擲武器の4種類
防具:兜、ボディアーマー(胴鎧)、レッグアーマー(脛鎧)、手袋や腕鎧、マスク(なぜか能面)の5種類
アクセサリー:数珠、石、お守り、印籠(薬入れ)の4種類

7人分の装備の管理はめちゃくちゃ忙しいです!
むしろ、これが「Throne of Darkness」の醍醐味なんですな。

この面倒くささは、Baldur’s Gate(バルダーズゲート)というゲームの要素と似ていますが難しくはありません。他の侍のお下がりを回せるのは良いです。



ゲームを開始したらまずClanを選択します。
さて、どの大名の配下でゲームをプレイするか…..


毛利元就:緑
織田信長:赤
徳川家康:青
豊臣秀吉:紫


スタート地点の城と侍の立ち絵の色、ゲーム中のサブクエストが変わるのですが、筆者はが好きなので「Toyotomi Clan」一択です。

あと、鎧を重たい物に着替えると侍の立ち絵のグラフィックが3段階に変わるのが個人的にたまりません。

これがゲームの中でグリグリとアニメーションします。
右に行くほど重装備です。


侍は 7種類居ります。
上から順番に、

・Leader(リーダー):カリスマ性により安く買い物ができる
・Archer(弓使い):遠距離攻撃に特化
・Brick(巨漢):長柄武器(槍、大鎌、鉞、薙刀、鉄棒など)を振り回すタフガイ
・Ninja(忍者):投擲武器を持たせると良し、魔法もかなり良い
・Wizard(魔法使い):魔法攻撃に特化
・Swordsman(剣士):二刀流可能、弓も使用可能
・Berserker(狂戦士):二刀流可能、長柄武器も装備可能

です。

各クランに登場する侍は以下のようになります。
名前の綴りがおかしいものありますが、ゲームの中の表記がこれです。

[Mōri clan]
Le:Takeda Shingen (武田信玄)
Ar:Sasaki Kojirō (佐々木小次郎)
Br:Sato Tadanobu (佐藤忠信)
Nin:Ise Yoshimori (伊勢義盛)
Wiz:Hōjō Sooun (北条早雲)
Sw:Miyazaki Ashitaka (宮崎アシタカ?)
Be:Yagyū Jūbei (柳生十兵衛)

[Oda clan]
Le:Ōishi Kuranosuke (大石 内蔵助)
Ar:Teraoka Masami (寺岡政美) 浮世絵師
Br:Kamui Kanna (カンナカムイ) アイヌの神、雷神
Nin:Kajiwara Kagesue (梶原景季)
Wiz:Kawanabe Kyōsai (河鍋暁斎) 浮世絵師、日本画家
Sw:Imagawa Yoshimoto (今川義元)
Be:Nomi no Sukune (野見宿禰)

[Tokugawa clan]
Le:Date Masamune (伊達政宗)
Ar:Tejima Kenzaburo (手島圭三郎) 版画家、絵本作家
Br:Musashibō Benkei (武蔵坊弁慶)
Nin:Ishikawa Goemon (石川五右衛門)
Wiz:Sugawara no Michizane (菅原道真)
Sw:Hōjō Ujimasa (北条氏政)
Be:Hijikata Toshizō (土方歳三)

[Toyotomi clan]
Le:Sanada Yukimura (真田幸村)
Ar:Murakami Takauji (村上元三(作家) + 足利 尊氏) +徳間文庫
Br:Akagi Toshiro (赤木圭一郎(映画俳優) + 能村登四郎(俳人))
Nin:Fujiwara Jutaro (藤原(不明) + 結城重太郎) 白土三平の漫画「忍者武芸帳」2人目の主人公
Wiz:Ootani Yoshitsugu (大谷吉継)
Sw:Taira Kiyomori (平清盛)
Be:Miyamoto Musashi (宮本武蔵)



登場人物がごった煮なのお分かりいただけましたでしょうか。
とりあえず武将やら武者、実在する人物、架空の人物が勢ぞろいです!
平安時代だろうが江戸時代だろうが関係なし!

Wikipedia貼りまくりです。
ん、コーヒー1杯分の寄付が必要?
筆者はコーヒー飲まないのでセーフ!


こういうのがきっかけで歴史の勉強も楽しくできたりしますし、知見も広がります。これを機に時代劇とかもおもしろかったりして。(N〇Kは断固見ませんけどね。)

筆者は西洋甲冑じゃなくて日本の甲冑を買って部屋に飾ろうか後ろ向き検討中です。


しかし、宮崎アシタカって………..
苗字はさておき『もののけ姫』の主人公ですな。
開発者の方、ジブリがお好きなようでなによりです。

あと、寺岡政美 氏の絵おもしろいです。

さて、日本の甲冑に「興味ある」とか「ちょっと欲しい」という方は下記の業者サイトをご覧ください。

甲冑工房 丸武(丸武産業株式会社)
http://yoroi.co.jp/
日本で流通している鎧のほとんどがここの商品です。
さあ、どれにしますか?

サムライストア
https://samurai-store.jp/
商品ラインナップを見たところ、甲冑工房 丸武の関連会社のようです。「工房と職人達」のページに「光忍」という記載がありますが、丸武産業の創業者の呼称です。


あとは…….ヤフオクやebayを見ると、どうやらプラスチックの安っぽい甲冑やらアルミ製の甲冑が存在するようです。新品のフルアーマーで10 – 20万円のものはどうも怪しいですよ。

写真見ても筆者にはわかりませんがね。

ただ、飾るだけならこれでも良いかもしれませんが、写真と明らかに違う質感の物が来てもノークレームノーリターンになります。

どれが中国産でどれがインド産かは筆者には全くわかりません。

ま、これらが納品された後に合戦が起こらないことを祈ります。
黒澤明の映画を見て予習しといてください。

それと、ヤフオクとebayに同時に出品していて、ebayの方は倍近い金額で出品している業者もいますね。どれとは言いませんがね。

外国人からぼる感じで立派です。これぞ武士道!
「兵は詭道なり」って言いますし、良し!

アンティークに関しては我々素人には価値の判別はほぼ不可能です。恐ろしい世界に見えます、手出し無用です。

大体、修復歴とか全くわかりませんよ。色が剥げていたとしても漆を上塗りされたらどう見ても綺麗な甲冑です。

あと、「x糸威 y鎧 z枚胴具足」とか名前からしてバリエーションが多そうです。
年代で形が変わるのはわかりますが、覚えるのめんどくさっ!


以上








広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中