外道です。
今回は久しぶりにバンドネオン記事になります、はっきり言ってお得情報です。
なんと、アルゼンチンのバンドネオン奏者 Ayelén Pais氏がバンドネオンのチュートリアル動画を公開しております。

Ayelén Pais氏はブエノスアイレスを中心に Asato Paisという名前の2人組で活躍されている方です。
ピアノとバンドネオンのDuoです。音はこちら
https://soundcloud.com/asato-pais-duo
筆者は当サイトで「バンドネオン、バンドネオン」と連呼しておりますが、
バンドネオンは、脳みそを4つに分割することを奏者に要求する。
と
バンドネオンのボタンレイアウトに就いて
で述べた通り、
ライニッシュ式配列 (Rheinische Lage) かつ、この1つの楽器の中に計 4種類のボタンレイアウトがあることをあらかじめご理解の上、下記チュートリアル動画を視聴してください。
で、動画の音声は当然ながらスペイン語です。
動画右下の歯車のマーク [設定]から
→ [字幕] →[スペイン語(自動生成)] →[自動翻訳] → [日本語] or [英語]
を選択するのがよろしいかと存じます。日本語はやや怪しい翻訳です。
CスケールとはCメジャー・スケール、
簡単に言うと「ドレミファソラシド」です。
まずは #(シャープ)と♭(フラット)無しから覚えましょうよということです。
ボタン配列図
https://drive.google.com/drive/folders/1uIBvWAt7pLh6oEgg243RV66UI6EqcHVS
「IZQUIERDA」が左手側、「DERECHA」が右手側、
「ABRIEND」が開き弾き、「CERRANDO」が閉じ弾きを表しています。

これは筆者が勝手に1枚にまとめた画像です。
カラーコピーしてA4で印刷すると良いです。このほうが練習中に使いやすいです。
これの日本語版は、筆者がバンドネオン始めて間もないころに自分用に作成しておりまして、
マ、印刷してご利用ください。(さすが筆者!気が利く)

いくら頭にボタンの配列が記憶されていても、指の運動能力が備わっていなければバンドネオンは弾けません。
スケール練習は筆者も練習の度に行っております。
といいますか、さぼると忘れてしまいます。
スケール練習が両手で弾ければそのスケールに対応した曲は割と弾けるようになるはずです。(バンドネオンの音域の限界はさておき)
開き閉じ両方とも頑張りましょう。心理的な抵抗があるうちは体が動きませんよ。
開きと閉じを自由なタイミングでスイッチできるようになりたいです。というか、筆者は早くサイボーグになりたいです。(怠惰)
こちらは第二回目の動画です。
この動画では練習曲にチャレンジ!
なお、Youtubeのコメント欄で、アルゼンチンの修理工房 TALLER GALVAN製の革ベルトの抽選に参加することができるようです。当選発表は 7/26(日)、3コメントまで有効だそうです。

譜面のpdf はこちら
https://drive.google.com/file/d/1iwFcA8iB9rzoLEtWPuXuKqwQQmBbUZhp/view
「A」が開き弾き、「C」が閉じ弾きを表しています。
基本的に両方練習しないと詰みます。
「嫌だなあ、とにかく嫌げ嫌げ!配列覚えるのめんどいし!」
という方は Uni-Sonic(押し引き同音)のバンドネオンを入手してから独自での練習をおすすめします。
今回は「くだらねえ記事書いてねえで、たまにはバンドネオン関連の記事を書きやがれ!」と誰かに言われたわけではございませんよ。
嫌だなあ!「気が進んだら書く」それだけです。
他のサイトが取り扱わないような内容ですから書いてて楽しいですよ、ぬはは!
で、バンドネオンは難しくて悪魔の作った楽器ですからとにかく大変だということがお分かりいただけたでしょうか。(ん? 前の記事で否定したような…)
筆者はMegatech Body社でサイボーグ化手術を受けたいので、今すぐ 1人あたり日本円 128万円を筆者の銀行口座に振り込んでください。(唐突なコジキ行為)
以上